生徒さん達

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鳥居ユキさんの着物を知人に着付けられた方です。

教室で二度ほど、他装で鳥居さんの小紋の着付けと名古屋帯の結び方をレッスンされてから、家で特訓されたそうです。初めての他装ということで、渡邊も心配していましたが、うまくいきました、という報告を受けて安心しました。

ラッキーにも、当日知人の出席するイベントにこの方も出席出来たとのことで、ご自分が着付けた知人の方の着物姿をずっと見ていることが出来たそうです。スゴイ!なかなかそんなこと、出来ませんよね。

この日は、鳥居さんの小紋の着物の他装の後で、初めての準礼装のレッスン
を普通の小紋の着物を使用して行いました。この日の新しい課題は、伊達衿を着物の衿に付けること、および、袋帯で二重太鼓をしっかりと結ぶことです。

着付けは、鳥居さんの着物は既製品で着物の身幅が大きすぎて上前と下前の
合わせ方が難しかったのですが、この着物は、身幅が適切で合わせ易かったです。腰の補正も腰ひもでスムーズに美しく(バッテンの形に)付けられました。

伊達衿は、以前は、小さな3つの山型の専用ピンで付けようとしたそうですが上手くいかないので結局付けるのをあきらめたそうです。今回は、着物クリップを使ったので簡単にスムーズに付けることが出来ました。

二重太鼓は、1回目は失敗。手先を初めの位置を胴帯の下線に合わせたため、
たれが短くなりすぎました。上線に合わせて巻き始めたら、たれがたっぷりとれて上手くいきました。

おはしょりの下線がボディの右から左に向かって下がっていますが、これは、腰ひもをする時にボディの右端から左端に向かって上がっていくように腰ひもをすると水平にすることが出来ます。
 
次回は、いよいよ振袖のレッスンに入ります。

今まで自装のレッスンを積み重ねてこられた方で初めての他装です。

今まで、月に1~2回教室に通い、自装のレッスンを重ねてこられました。一応、準礼装まで終わり一区切りがついたので、時節柄もあり高校生のお嬢さんの為の浴衣の他装をお勧めしました。レッスン中、「他装は自装より楽しい。」とおっしゃっていました。そうなんです。誰かの為にやるって、力の湧くことなんですよね。ましてや、可愛いお嬢さんに着付けるのですものね。


浴衣の着付けは、一般的な着物の着付けよりずっと簡単です。長襦袢は、着せません。浴衣スリップや着物スリップ等の上にタオル2枚と腰ひも1本で補正をしてから、直接浴衣を着せ付けます。衣紋はこぶし一つ分弱、衿合わせはゆったりと。足袋は普通はきませんが、はく方もいらっしゃいます。

自装の場合、半幅帯は前で結んでくるっと後ろに回しますが、他装の場合は、勿論後ろで結びます。帯の地の色が、黒なので分かりにくいですが、基本の蝶々結びでとても簡単に結べます。

次回は、文庫と貝ノ口の予定です。(この方は、子供時代に踊りを習っていて蝶々結びや文庫は経験したことがあるそうですが、うろ覚えなのでしっかり学びなおしたいとのことです。)







華やかな小紋の次に浴衣にトライしました。

その色の美しさに一目惚れして購入した浴衣とのこと。サイズが合うか着られるかどうか心配しておられましたが、腰紐を少し低めに結ぶことにより綺麗に着ることが出来ました。


大きな紫陽花(アジサイ)が紺の地に描かれ、いかにも涼し気な色合いです。写真をクリックして拡大すると模様がよく見えますよ。


半幅帯は、珍しいピンクから紫色のグラデーションでとても素敵でこの浴衣によく合います。前で蝶々結びをしてから後ろに回しました。


後ろ姿を見ると、裾つぼまりに着られているのが分かります。


お縁日や花火大会にピッタリなのですが、ほとんどが中止のようですので残念なことですが、是非機会をみつけて(というか作りだして)、この浴衣を着付けて出かけてみて下さい。


次回、おばあ様から譲り受けられた水色の浴衣を着付けます。帯は、別の種類の前結び
をレッスンします。(文庫と貝ノ口の予定)
どんな雰囲気に仕上がるのか、今から楽しみにしています。









この方のイベントで友人が購入された夏着物と帯を着付けてあげたいと来られました。

着物は、鳥居ゆきさんのブランドもので黒地にインパクトの強い大きな花柄が個性的な既製品(ポリ製)です。帯は、この着物によく合う上品な薄いピンク色で夏物なのでザックリした生地でとても結び易い名古屋帯でした。帯の生地の種類はよく分からなかったのですが、麻のような感触でした。

相手の方は、背の高い方で身丈が足りないので少し腰ひもを低く結んでおはしょりを出しています。(なお、この着付け用ボディーは、相手の方の身長に合わせてあります。)

他装の場合は、タオル3枚、と腰ひも1本で補正をその都度作ります。(肩周りにタオル1枚、ウエスト・腰回りにタオル2枚と腰ひも1本)

肩周りの補正は、肩のしわを目立たなくします。また、ウエストと腰回りの
補正は、着崩れを防ぐと共に、着姿を美しくし、また紐の食い込みによる苦しさを軽減します。

こちらの着物は、既製品のため身幅が大きく着付けるのが結構大変でした。
この生徒さんは自装では、かなり着付け経験があるのですが、既製品の着付けは初めてのようで苦心しておられました。(既製品の場合、普通サイズでも身長165cm位の人を対象に作られており、身幅もやや大きめに出来ています。大は小を兼ねる、ということでしょうか。)




とても華やかな小紋で周りがぱっと明るくなります。

埼玉から通って下さっている方ですが、埼京線との乗り継ぎが良く、スピーディに来ることが出来るようです。生け花も習っておられて休日は着付けと生け花が重なって大変な時もあるようですが、一生懸命取り組んでおられます。大変お仕事がお忙しいようですが、習い事がかえってリフレッシュの時間になっているのでは、と思います。

こちらの着物は、昔、お茶の先生をされていたおばあ様が娘さんであるこの方のお母様のために誂えて下さった小紋です。
お母様は、この方より背丈はかなりお小さいとのことで、身丈が足りなかったので腰ひもをかなり低い位置(腰骨の位置)で結んでもらっていますので丁度良いおはしょりが出ています。身幅は、ぴったりしていたので着付けは、やりやすかったと思います。

帯は、八寸帯、美しい緋色でこの着物によく合う色です。つるつるしていて摩擦が小さく、結ぶ時にすべりやすくほどけやすいので注意が必要です。当教室の帯結びでは、お太鼓の部分を着物クリップで形を作ってから背負うのですが、この時にせっかく作った部分がほどけてしまうので、クリップを余分に使うことにより崩れを防ぐことが出来ます。


コロナ禍の中、帰省することもなかなか出来ないのですが、おばあ様方に、この生徒さんが着姿の写真をお送りしたら、どれだけ喜ばれることでしょうか。

次回は、浴衣の着付けに入ります。


 

浴衣の後、ワンポイントレッスンで準礼装の練習

以前newsでご紹介した色無地(背上部に一つ紋付き)です。身丈(着物の全長)は、若干この方の身長よりも短いのですが、身幅は体にピッタリなので、わきの始末も必要ありませんでした。はっきりしたグリーンでこの生徒さんの肌の白さにとても合います。この着物は身丈が渡邊の身長と同寸なので丁度良いおはしょりがとれますが、生徒さんにとっては、身丈が身長より3cm短いため少し腰ひもを低く結んで頂いた(おへその高さから、腰骨の位置まで下げた)のですが、まだおはしょりが短いのでほんの少し下げて腰ひもを結ぶとよくなります。ただ、それ以上下げると着崩れをおこします。やはり理想を言うと、自分の身長の身丈は必要ですね。自分の身長と同じ身丈だと、細工をせずに綺麗におはしょりがでます。(*誂える場合、昔から着物の身丈の欄には、身長+5cmとなっています。しかし、現代は短い長さのおはしょりが好まれるので、これでは長すぎて、細工が必要になります。)

伊達衿は、着物を着る前に付けておくのですが、初め専用の三角山の小さなピンを使ってみたのですが、なかなか、着物に止めづらいのでこれを使うのを止め、着物クリップ(小)を使ったところ、しっかり固定され着付けもしやすくなりました。

帯は、当教室の礼装用銀台の袋帯をお貸ししました。(コラム4に載っています。
4m20cm、二重太鼓用です。)全通の帯で、柄合わせすることなく結べています。

グリーンの帯揚げも上手に美しく結べています。また、難しい帯締め結びも熱心に取り組みすぐにマスターされました。

*この生徒さんからは「ピッタリなサイズのお着物だとこうも簡単に着られるのかと驚きました。」と感想を頂きました。

*細かい所を見たい時は、写真をクリックして拡大して下さい。

*後ろ姿を見ていて気が付いたのですが、着物の下の方に皺が出ています.
これは、合わせの着物に起きる現象です。皆様は、「合わせの着物は、ハンガーに1日以上つるしてはいけない」ということを聞いたことはありませんか。
渡邊は、この着物を生徒さん達に色無地の見本の教材としてお見せしようとしばらくつるしていました。その後こちらの生徒さんに着て頂いたのです。よく見たら、着物の下方の裏地は下方に垂れていて、表地は垂れていませんでした。この違いが着付けた時に後ろ姿の変な皺になるわけです。すべての着物がそうなるわけではありませんが(ポリのものは、比較的大丈夫です。)、正絹のものなどは注意が必要です。このような着物を着た後は、つるすのは、半日程度にしておいた方が無難かもしれませんね。


今年初めての浴衣レッスン

この日は、気温は高めでしたがわずかの小雨の後、晴れて気持ちの良い浴衣レッスンに最適な日となりました。

こちらの生徒さんは、この日の6日前に一人で着られるコース(基本クラス)を終えられました。着物の着付けで慣れているせいか裾合わせがすぐに上手にできました。(*浴衣の後に、基本クラスでのおしゃれ着の着付けも後でお知らせしますね。)

こちらの浴衣ですが、とても縫製(手縫い)が丁寧で、保管もきちんとされていたようで新品と見まごう程でした。夏にふさわしい涼しげなお色で、着てすぐにでも外に飛び出したい感じがしました。(*写真をクリックして拡大してご覧下さいね。模様がよく見えます。)

ひいおばあ様が作られたそうですが、とても美しい縫い方でしかも体にぴったりでした。ひいおばあ様がこの生徒さんのおば様のために縫われたそうで、「母より、叔母の方が体形が近いから」とのこと。

着物ってすごいなあ!おばあ様のものだったり、お母様のものだったり、おば様のものだったり・・・こうやって再び命を吹き込まれているのだなあ!

それともう一つ、渡邊はその作りの丁寧さに感心しました。ひいおばあ様は和裁士さんではなく普通の方だったそうです。日本女性はこんなに丁寧な針仕事を日常になさっていたのですね。そういえば、渡邊の幼いころの思い出にうろ覚えではありますが、母が
長い張り板に、ほどいた着物を洗って干していたというのがあります。

さて、この日の着付けについてですが、半幅帯は、両面使えるリバーシブルの小袋帯で、いつも使用している面でない小豆色の方を使ってみたいとのことでした。反対色の
浴衣とよく合います。

浴衣の寸法が身丈も丁度よかったので、おはしょりも細工することなく適度な長さが出せています。後姿を見ると、裾つぼまりに着れているのがわかります。

そして、帯結びについてですが、この日は基本の「蝶々結び」。蝶々の長さと形とも
大変上手に仕上がっています。

是非、近いうちに浴衣での外出の機会を見つけて、思い切って出かけてみて下さいね。

5月30日に浴衣レッスンを受けられた方です。

着物・帯とも上段が第1回(5月15日)、下段が第2回(5月24日)。
白さが際立つ美しい小紋です。既製品のため、身丈が長すぎたため、購入時に切ってもらったとのこと。

皆さん、前からの写真の上段と下段を見比べてみて下さい。どこが違うか分かりますか?それぞれの写真をクリックして拡大してみて下さい。手を前で組んでいるので分かりませんが拡大してみると、上段(第1回)の時は、おはしょりが長すぎますね。下段は、適度なおはしょりが出ています。

初めに着付けた時は、腰ひもをもの凄くきつく結んだ為かなりすそがあがりまたおはしょりが長くなってしまいました。(苦しい思いをさせて御免なさい。)

人体の特にウエストのあたりは柔らかく紐が食い込む為、かなり裾が上がります。このことを考慮に入れて、裾を床すれすれにして裾合わせをしなければなりません。このようにして、腰ひもから下を長めにすることと紐を少しゆったり締めることにより、おはしょりも適正な長さになり、苦しさからも解放されました。ちなみに、腰ひもを結んだときに、指1本が入る位が着崩れせず丁度よいと言われています。


なお、この名古屋帯はコラム4で学習したように八寸名古屋帯なのでとても結び易く初心者に向いています。持参された小豆色の全通の名古屋帯が九寸帯で、へなっとしていて結ぶのが難しいので当教室の八寸帯の中からお好きなものを選んで頂きました。

帯のネイビーブルーが、お着物の白や小紋の模様の水色、また帯揚げや帯締めの水色とよく調和し、上品な雰囲気をかもしだしていますね。

是非、家でご自分の帯でも練習してみて下さいね。白の面積が大きい着物なので小豆色の名古屋帯ともよく調和しますよ。


5月6日のレッスンです。

8日の家族間の行事で、訪問着を着るためのレッスン。

ゴールドがかったベージュ色の着物と帯で、着付け上がった時の美しさに目をみはるほどでした。前のブルー系のお着物もとてもお似合いでしたが、今度のお色は一層顔色を引き立て若々しく溌剌として見えます。色によってこんなにも印象が変わるものなのだ、と改めて実感致しました。(それにしても、若い時の体型をキープしているってスゴイ!)

室内と室外でそれぞれ前後の写真を撮りましたが室内の写真が実際の色を表しています。戸外の方は、実際の色よりだいぶオレンジ色がかって見えます。

この写真も、生徒さんご自身が着付けた後に撮らせて頂きました。
月1~2回レッスンに通われていたのと、お家での練習もなさっていたので大分上達なさいました。

・半衿がきちんと出るようになった。(活動後に半衿が消えることがなくなりました。)

・適正な長さのおはしょりが出せるようになった。

・「裾つぼまり」に着られるようになった。

以上がここ数回の成果です。

なお、二重太鼓で帯を結ぶレッスンをしていますが、名古屋帯に比べて大分難しく感じます。行事当日の朝にスムーズに結ぶ為にも粘り強い繰り返しの練習が必要なのですが、時間が取れない時も結構ありますよね。そんな時は、格調の高い名古屋帯を選び、一重太鼓
に結べば大丈夫ですよ。

*写真を見ていて、課題に気がつきました。遅くなってすみません。
後ろ姿を見るとたるんだ様な皺ができていますね。次回、この皺が
出来ないように着物の着付け時に気をつけさせて頂きます。
次回は、6月13日(日)の予定です。

*後日、13日のレッスンで後ろ姿にできる皺の原因が判明しました。着付けでは、腰ひもをする前に、体の前と後ろのお皺とりを丁寧に行ってから、腰ひもをするのですが、後ろのお皺とりがしっかりできていませんでした。









4月25日のレッスンです。

前回、半衿が見えなくなっていたので、半衿がしっかり見えるように
レッスンしました。また、伊達衿の付け方および、おはしょりを適正な長さにする方法を実施しました。

1.半衿の出し方について
美しく見える着付けと着崩れしにくい着付けは異なります。
前回の着付けは、衿元が美しくなる着付けを行ないました。
写真撮影などで実施することが多いと思いますが、首の後ろで着物の方が長襦袢より、7mmから1cm位高くして長襦袢を外から見えないようにします。耳の下方でやっと長襦袢が見えてくるようにすると見た目はとても美しくなります。

皆様はnhkの朝ドラ「おちょやん」をご覧になったことがありますか。渡邊は、このドラマで着付けの勉強をさせてもらっていました。特に半衿に関しては、着付け教室で習ったことと異なるなあ、と感じていました。ほとんど着物を半衿がおおっていて、着物が直に肌に付かないように着付けています。要するに着物が汚れないようにしていると共に半衿も隠れることなく、歩いても家事をしてもきちんと見えています。この着方こそ本来の日本人女性の着方だったのだと思います。

2.伊達衿の付け方について
伊達衿は胸元を華やかにするのに使われます。普通伊達衿用の小さいピン3本を使って着物にとめるのですが、着付けているうちにはずれてしまいやっかいな思いをすることが多いです。当教室では、小クリップ7個を使って止めるので、安定した着付けができます。

3.おはしょりを適正な長さにする方法
(1)この生徒さんの場合は、長襦袢についた衣紋抜きを上手に使えていて、衣紋が比較的に上手にぬけていましたので、普通他装でやる方法をお伝えしました。(但し、衣紋抜きが上手に使えている人は少ないです。動いているうちに衣紋が首に戻ってきてしまう人の方が多いです。

(2)衣紋抜きが付いていない時や、使いたくない時
この方法は、衣紋が詰まってきたときに直せます。

着物の身丈はまちまちなことが多く、適正なおはしょりをとるのは
難しいのです。小柄な方で長すぎる身丈の時は、腰ひもを上の方で結びます。胸の方までくることもありますが、気にしないでね。背が高い方はおはしょりがとれなかったり、少ししか取れない時がありますよね。そんな時は腰ひもを下の方に結びましょう。案外、適正なおはしょりがとれることが多いです。とれないときは、おはしょりなしで着ましょうね。

なお、この(2)の方法のメリットは、歩いていて衣紋がつまってきたな、と感じたら、お手洗いなどに行って、着物をたくしあげて長襦袢の背中心の腰当たりをしっかり下に引けば、衣紋がしっかり抜けることです。

*この日は、5月1日のお琴の発表会に向けてのレッスンで実は、この他に二重太鼓の練習もしていて盛りだくさんな内容でした。今回は二重太鼓の説明は割愛させて頂きます。

*5月8日には、ご家族間の行事で訪問着を着る必要があってその為のレッスンを5月6日に実施しました。昔、お母様が誂えて下さった着物と帯、どちらもゴールドがかったベージュ色で、見事にお顔の色を引き立てています。写真をアップしますので少々お待ち下さい。





ワンポイントレッスン(数回)とオンラインレッスン(数回)受けられた方です。

高校生の娘さんと一緒に習っているお琴の発表会に
ご自分できちんとした着付けをして出たいとのことで来られました。子供の頃に日舞を習っていたとのこと。地域の役員さんをやっていらっしゃるのでコロナ収束後には、学校の入学式等に来賓として着物で参加して頂けたら、と思います。
オンラインレッスンの開設にご協力頂きました。

写真の着物は、若い時(結婚前)にお父様がずっと着られるからと
買って下さった、付け下げ小紋というものです。とても美しく、友禅染めの技法が使われています。
付け下げとは、前と背面(後ろ側)が両方とも柄つけが肩に向かって上向きになっているものをいいます。付け下げ小紋は小紋がらでも模様づけが付け下げになっているもので、小紋の中でも格が高いものですが、現在ではあまり見かけることがなくなり珍しいものです。小紋の中では、グレードが高いのですが、普通礼装用には使われません。

華やかな着物に白系の名古屋帯がよく合います。

また、羽織はどの着物にも合うように選んだとのことで光沢のあるグレー一色で地紋のある上品なものです。華やかな着物とよく調和しています。この色の羽織ですと他のどんな着物にも合いますので
よい買い物をされたと思います。道行や道中着などのコートを選ぶ時も光沢のあるグレーを選ぶとよいかもしれません。

*今回、写真を見ていて半衿が見えなくなっていることを再確認しました。たしか、着付けが終わった時点では少しは見えていたのだけれど・・・。動かれているうちに隠れてしまったようです。渡邊の注意不足でお詫び申し上げます。次回(4月下旬)のレッスンでは、この点を改善するための練習に重きをおいて再撮影させて頂きます。





生徒さんのレッスンの成果です。写真撮影の時だけマスクをはずしました。

ワンポイントレッスンを受けられた方です。
着物レンタルで初めて着物を体験してから着物が大好きになられました。その時に結んでもらった半幅帯の結び方を自分でも出来るようになりたいと来られました。
着物や帯等もその時に着付けてもらったのとほぼ同じものをネットで買い揃えるなどしたり、着付けのやり方も教室やユーチューブで学習するなど熱心な取り組みをしてこられました。

着物用肌着、補正から着物までの着付けを一通りやってから、
半幅帯を結びました。とても可憐で美しい着姿になりました。

コーディネートの勉強になります。

一人で着られるコース(基本クラス)を受けられた方です。

親戚の方から譲られた着物と帯を活用したいとのことでした。3種類の着物と4種類の帯を着られるようになりたいと1か月の間に6回通われ、家での特訓も功を奏し物凄いスピードでマスターされました。その結果、1年間洋服で通った茶道教室に希望通り着物で行くことができるようになりました。ファッション関係の仕事をされていて色合わせのセンスが抜群の方です。

ご自分のやりたい教室に通うために物は買わないで授業料に充てる、というはっきりしたポリシーをお持ちの方です。


 右の写真は、紺色の紬と白系の名古屋帯の組み合わせです。着物の
八掛(はっかけ)の赤紫色と帯のお太鼓の模様の一部が同じく赤紫
色になっています。また、着物が紺色でお太鼓の模様に紺色に加え同系色の水色があり、統一感のあるセンスの良さが感じられます。

ピンク色の色無地(一つ紋入り)と帯の組み合わせ

色無地は準礼装用として慶弔両用にも使え、おしゃれ着としても使える便利な着物です。白生地に一色で染めたもので、地紋のあるものとないものがあります。紋を付けると格が上がります。茶道の初釜の時や、入学式や卒業式等にも使えます。




右の写真は、背中上部に紋の入った色無地に銀台の袋帯を二重太鼓に締めたものです。準礼装として色々な場面で着用できます。
(写真では、判別しにくいのですが、白い小さな紋が入っています。)




右下の2つの写真は同じ着物に白系の名古屋帯を締めたものです。
名古屋帯を締めた場合は、普通おしゃれ着となります。

クリーム色の色無地と名古屋帯

とても上品なクリーム色の色無地と小豆色系の名古屋帯の組み合わせです。生徒さんにとっては、身丈が長すぎて着付けるのがかなり大変でしたが工夫をすることにより,綺麗な着姿になりました。


右上の2枚が室内で撮影したもので、右下の2枚が室外(ののはな庵の前の道路)で撮ったものです。洋装用のバッグも大変お似合いです。
この装いの場合、帯が金銀まじりの格調高いものなので名古屋帯であっても、帯締めに金や銀まじりのものを使えば準礼装として使えます。その際は、和装バッグ(礼装用)に替えて下さいね。



ここまでご覧になって、何か気づきませんか。

この生徒さん、すべての着物で同じ白色の帯締めを使っています。白の帯締めは、小豆色の帯には少し浮いて見えますが、他の3通りの帯にはしっくりとなじんでいます。また、帯揚げもピンクの色無地と名古屋帯の組み合わせ以外の他の3通りの組み合わせではやはり同じベージュ色の帯揚げを使っています。ベージュ色の帯揚げは
どの着物や帯にもしっくりとなじんでいて浮き上がることがありませんね。さすがにお仕事でファッションに精通されている方と感心致しました。

着物や帯の色に合う帯揚げの色や帯締めの色で迷うことがあると思いますがベージュ色の帯揚げと白の帯締めは、多分かなりの色の着物や帯にもフィットするアイテムなんですね。ただ、白の帯締めの方は少し浮きやすく難しいかもしれませんが・・・。
この白の帯締めは、市販されているものでは見たことがなく白い糸を手編みしたように見えました。


一人で着られるコース(基本クラス)を受けられた方です。

居合い道を習っておられて袴は着慣れていらっしゃいます。また、趣味は登山というスポーツウーマンです。

お母様が着物好きで譲られた着物や帯等を自分で着られるようになりたいと来られました。お母様の着物が体にピッタリ合ってまるで誂えたようでした。
ご自身で着物を着るのは全く初めてで最初は大変なようでしたが練習の甲斐あってスムーズに着られるようになりました。着物知識が豊富な方で、専門用語をよくご存じです。特に江戸小紋がお好きだそうです。(渡邊も江戸小紋が一番好きです。)
子供さんが大きくなって手が離れたので・・・とおっしゃっていましたがとても若々しい美しい着姿です。
写真は、市松模様の紺色の紬と上品なローズ色の刺繍の入った白系の名古屋帯の組み合わせです。帯締め・帯揚げの色でより若々しくなりました。

オレンジ色の帯締めと黄色の帯揚げ、袖からちらっと見えるエンジ色が暖色系の同系色なので、面積の広い着物の紺色と帯の白地に品よく溶け込んでいます。

この他に灰色っぽい塩沢紬と緋色の名古屋帯も見せて頂きましたがこの組み合わせもとても素敵と思いましたが時間が足りず写真撮影出来ず残念に思いました。



一人で着られるコース(基本クラス)を受けられた方です。

留学先のアメリカの大学を卒業されてから外資系会社に2年間勤務。
その後、一念発起し都内の大学の医学部に再入学を果たし現在勉学に励んでいらっしゃいます。大学の春休みを利用して着付け教室に来られました。趣味は「アイスホッケー」とのこと。

福岡のおばあ様から送って頂いた朱色の江戸小紋でレッスンをしました。この着物は寄せ柄の江戸小紋でいろいろな模様を近くで見ると楽しむことが出来、高級なおしゃれ着です。江戸小紋は柄によっては準礼装にもなります。

初めの一歩用に当教室の六通の名古屋帯をお貸ししました。この帯は八寸帯なので生地がしっかりしていてとても扱いやすいです。また、六通なので柄出しも特に気をつかわなくていいので帯結びが楽にできます。帯はいろいろな色の糸が付か使われている織物で特に面積の大きい部分は赤、緑、紺、金色です。正倉院風の模様の感じがしますが、しゃれ帯です。
この帯は、短時間で簡単に結ぶことが出来ましたし、着姿も美しく仕上がりました。

次に難易度が高いお太鼓柄の九寸帯に挑戦しました。
九寸帯は生地が薄く「へなっ」てなることが多く扱いが難しいのです。
後ろのワンポイント柄は、割と楽に出せるのですが、胴帯のワンポイントを出すための処理をした後の作業で崩れてしまうことがあって何回か練習が必要です。帯結びは他の帯同様、帯の下線をしっかり締めることが必要です(帯の崩れを防ぐため)。また、九寸帯のように生地が薄い場合は帯締めの当たる所に皺ができやすいので、前板が薄い場合は厚いものに替えたり、両端にゴムのついたもの(
普通差し込み式より厚いです)に替えるなど工夫が必要になります。

今まで自装のレッスンを積み重ねてこられた方で初めての他装です。